産業廃棄物の入ったコンテナを、特殊車両で運搬する。
工事現場の作業が進む中、専門のテクニックと経験を活かしスムーズかつ丁寧に回収して
「きちんとした仕事をする人」ひいては「会社」と覚えて頂けるよう、お仕事をしています。
作業現場や事業所などに置かれている、工事現場で出た産業廃棄物が入ったコンテナを見たことはありませんか?そのコンテナを回収・交換する、移動式クレーンのついた車両を運転する仕事をしています。
自分が運転する車はユニック車といって、小型のクレーンがついている車両です。コンテナに4つ輪がついていて、そこにフックを掛け、人や物に当たらないよう、安全に配慮しながらクレーンで持ち上げ、車両に積み込み、処理場へと運搬しています。
遠くは伊豆、御殿場、浜松のほうまで、まわる場所により1日で回収・運搬出来る数と回数は変動しますが、可能な範囲で様々な現場を回ります。解体現場もありますが、新築の現場や倉庫も多いですね。現場には作業者や車両、近隣建築、電線などいろいろなものがありますので、それらに接触したり、持ち上げたコンテナが不必要に揺れ動いたりしないよう、全方位に注意を払いながらスムーズな作業を心がけています。
車両の中心にクレーンのアームがあるので、目の前で見てアームとコンテナの距離などを測りながら操作することは出来ません。今までの経験と培った技術で操作し、早くうまく持ち上げられた時は気持ちがいいですね。
現場の地面は平らとは限らず、置いてあるコンテナも全て同じタイプとも限りませんから、そこを考慮に入れながら作業を進めます。工事現場なので、工事車両や作業員さんが作業している中、接触などのミスがないようスムーズに作業を進めることは勿論、現場の皆さんにきちんと挨拶、作業内容のご説明をすることも大事だと思っています。円滑に作業をするためには、ビジネスとしてきちんとしていることがとても大事です。そうしたことを心がけて作業することによって、次の現場で「きちんとした仕事をする人、会社」と覚えて貰えるので、よい関係が築けています。「トゥースリーさん」と声をかけて頂いて、作業をさせて頂けるのは嬉しいです。
様々な現場を回り作業させて頂いているので、その現場ひとつひとつで技術を活かし早く安全に作業をすることで、「機械操作のプロ」集団がいる会社と思って頂けるようになりたいと思っています。現場にはトゥースリーのコンテナが置かれているので、その会社との関係は必ず良好に保てるよう作業し、また、自分が作業しているところを見た方が、いい仕事をするなと感じて頂き、それが会社全体のイメージアップになれるよう、技術を磨いていきたいです。
現場の様々な限界がある中、ベストな方法を経験則から模索し実行することで、自分自身がプロであるという認識が持てますし、社内でも作業実績を認めて貰えるお仕事です。「プロ」としての成長を感じながら、その成長を会社に貢献していけるよう、作業をしていきたいと思っています。
運搬する車両には「ユニック車」と「フックロール車」があります。運べるコンテナの大きさによって使う車両が異なります。「フックロール車」はその名の通り、フックをコンテナにかけ車両に引きずり上げて運搬する車で、ユニック車は車両についたクレーンを操作し車両に載せます。特別な免許が必要な「特殊車両」ですね。特殊車両の免許を持っているのは強みだと思います。
どちらの車両にもいえることですが、現場ごと、コンテナごとに状況が違うので、技術が必要なプロのお仕事になります。操作には勉強や免許が必要になりますし、取得後もテクニックを磨くことが必要になりますが、その分うまく出来たときの達成感はとても高いです。運転手というよりは「技術職」である特殊車両の運転をしてみませんか。
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